「Do」より「Be」が9倍大事!

潜在意識って大事だなと改めて感じたことがあります。
過日、テレビで来年で廃校になる山形の小学校が放送されていました。
その学校には、40年間もの長きにわたり毎月毎月数千円から1万円、本を買うようにと寄付してくれた「足長おじさん」がおられました。
しかも毎回温かい励ましの手紙付きです。
廃校になるというので全児童で「足長おじさん」にお手紙を送ったところ、ついに、「足長おじさん」に会えることになったとテレビでは伝えていました。
そのおじさんは68歳。
とっても温厚そうで、柔和なお顔をされていました。
まるで、菩薩様のよう!!
テレビを見て私は『すごいな〜』『こんなふうに年取りたいな〜』としみじみ思いました。
なぜかというと、福島にいた頃、私はよく娘に「お母さん、顔怖いよ・・・」と言われていたからです。
上京前のまだ福島にいた頃の私は、昼は整体、夜は塾の運営の本格化に向け2つの仕事を掛け持ちするような形で
仕事をしていました。
寝るのはいつも午前3時頃でした。
疲れた体に鞭打って50歳過ぎのおばさんが、慣れないパソコンと格闘する姿は想像するとやっぱり怖いですよね。
娘が一番怖かったのは、メガネをかけて眉間にしわを寄せパソコンを睨みつけていた顔だと言います。
パソコンしていて娘に呼ばれふと顔を上げると、眉間にしわが寄ったまま睨みつける形になっていたようです。
ある日、その顔が机の上の小さな置き鏡に偶然映った時は自分でも本当にギョッとしました。
見栄を張るために言っときますと、老眼鏡じゃないですよ。
ブルーライトを回避するためのメガネです! (^^
自分の顔
娘に「お母さんの顔は怖い」と言われた時から、私は自分の顔を意識するようになりました。
もちろんエステに行ったり小顔矯正をしているわけではありません。
普段の積み重ねが自分の顔になるんだ…と、なんとなく思ったんです。
だから、普段から口元と眉間をちょっとだけ意識するようになりました。
だって、そのころの私の顔は、口の形がヤジロベイみたいに見事に「への字」だっからです。
最近は、諦めたのか少しましになったのか娘から「お母さんの顔怖い」とは言われなくなりました。
そして、しみじみ思うことがあります。
人生は何を想って生きるかで決まる
それは人生は、何をするかではなく何を想って生きるのかが大切だということ。
表面意識はいかに上手く生きるか「Do」を求めています。
潜在意識は、いかにあるべきか「Be」に従って動きます。
表面意識1:9潜在意識だとすれば
「Do」より「Be」が9倍大事だってことです。
もし、前出の「足長おじさん」が「Do」の人だったら40年も続いたでしょうか?
そうではなく、インタビューに答えておじさんは言っていました。
『自分の子供の頃は本も満足に読めなかったからそんな思いをさせたくない』
『たくさん教養を身につけてほしい。そのために自分は陰で支えよう』
これって、まさしく「こうありたい」という「Be」ですよね。
「Be」(ありかた)を貫いたから40年も小学生の心に火を灯すことができたのだろうな〜と思いました。
だから、テレビに映るお顔に「俺がやってやった」とか「どうだ!」という気配が微塵もなく、与えきりの菩薩様のような
お顔だったのではないかと思うのです。
まだまだ未熟な私ですが、「見習いたいな〜〜」と印象的だったので書いてみました。
あなたは、自分の「Be」を明確にわかっていますか?