いいか!〇〇… あの大きな家はズルして建てたんだ!⑵

あなたは嫉妬したことがありますか?
今回は潜在意識にある「嫉妬」について書きます。
潜在意識の大家、ジョセフ・マーフィー氏は「人生の質は信念の質である」と言いました。
「嫉妬」が信念になっていると何が起こるのでしょうか?
潜在意識にある信念に気づく
人生のある場面で、ちょっとショックな出来事があったとしましょう。
自分がなりたかったことを他の人が先に実現してしまいました。
突然「嫉妬」の感情が沸き起こり、心(潜在意識)のなかで何かをつぶやきました。
そのつぶやきが信念となり潜在意識に残っていることに気づかなければ、人生はいくら努力しても報われません。
多くの人は不幸な時、まるで運命がそうしたかのように思っています。
でも、違います。
人生は信念通りに展開しているだけです。
だから、あなたが不幸な時は2択です。
1択目
不幸がやってきた
↓
潜在意識のマイナス信念に気づこうとしない
↓
人生が変わらない
↓
不幸が続く
2択目
不幸がやってきた
↓
潜在意識のマイナス信念に気づきプラスの信念に入れ替える
↓
人生が変わる
↓
不幸が二度と再びやってこない
今回は信念に気づくヒントになると思い、塾生Tさんの体験を紹介します。
「いいか!〇〇… あの大きな家はズルして建てたんだ!⑴」の記事で紹介したTさんの続編です。
信念通りの人生が展開する
Tさんの体験 「いいか!〇〇… あの大きな家はズルして建てたんだ!⑴」を読んだ方は、なるほど潜在意識のからくりってこうなんだと思ったことでしょう。
(まだ読んでない方は、先に⑴の記事を読んでくださいね)
Tさんは、お金のマイナスイメージだけでなく、もう一つおじいちゃんから受け取ったものがありました。
それは、おじいちゃんの「嫉妬」です。
子どもだったTさんはおじいちゃんの感情「嫉妬」を敏感に感じ、ストレートに潜在意識に刷り込んだのでした。
嫉妬した時に起こるマイナスの出来事3つ
嫉妬すると起こるマイナスのことが3つあります。
1、嫉妬はそれを否定する
2、嫉妬は自分がそれに近づかないように誘導する
3、嫉妬はそれをありえないことにする
簡単に例をあげて説明しましょう。
例えば野球選手Hさんが、イチロー選手に嫉妬したとします。
そして、「あんなの陰でうまいことやったからだ。実力じゃない」とつぶやきました。
人は、自分が否定した方向には近づかないものです。
つまり、野球選手のHさんは努力してもイチローのような一流野球選手の方に近づかなくなるのです。
そして「陰でうまいことやって一流になるなんてありえない」とつぶやく人生を送ります。
このカラクリを知っていた私は、上記イラストを描いた受講生Tさんに確認してみました。
すると、彼は言いました。
「確かに、大きな家に住むのはありえないと思ってました」(><;
「大きな家に住むのは自分には無理だと、なぜか…決めていました」(><;
ね。驚きでしょう?!
あまりにも法則通りだったことに、私の方がびっくりしました。(><;
嫉妬に気づいたら行う3つのこと
ついにTさんは、自分の潜在意識の信念として、おじいさんから嫉妬まで引き継いだと気づきました。
Tさんの潜在意識にあったヘドロの一つ、それが今回気づいた嫉妬です。
この嫉妬という貧乏神がいたためにTさんは今まで努力していたのに、ずっと生活がキツキツだったのです。
潜在意識の中身に気づいたら人は変わることができます。
方法は、まず最初に嫉妬という貧乏神の存在を確認し、次に貧乏神を追い出せばいいのです。
これまでは、貧乏神の存在を知らなかったからいいように操られていただけ!
最初の関門クリアです。
Tさんおめでとうございま〜す!!(^^/
嫉妬に気づいたら具体的にどうすればいいのでしょうか?
講座でご紹介しているトラウマ解消法を行なっていただけば、潜在意識にあった嫉妬は雲散霧消します。
そのあと、以下3つのプロセスで潜在意識を書きかえていきます。
1、理想像だと肯定する
今まで嫉妬していたせいで拒否してきた、「大きな家に住むこと」が自分の理想像だと肯定します。
もしかしたら、大きな家はただの象徴であって大きな仕事をすることかもしれません。
大人物になることかもしれません。
それは、Tさんが自問すれば答えが見つかるはずです。
2、好奇心を持つ・近づいてみる
次に、大きな家に入ったらどんな気分がするのだろう。
どんな作りになっているのだろう。
材質は何だろう?
様々な好奇心を持って近づいてみましょう。
すると、「なるほど、いい気分だ」とか「なんとなく豊かな気持ちが湧く」とか今までとは違う何か感じると思います。
その今までと違う豊かな感覚こそが、自分のなりたいものを引き寄せる力なのです。
3、祝福する
そして、自分より先にそのような大きな家に住んでいる人を祝福しましょう。
祝福する行為は、自分の理想像を実現した人を褒めることです。
祝福した時に潜在意識に起こること。
それは、その「実現した人」こそが「自分」(潜在意識には主語がないため)になります。
さらに、すでに実現したと認識し喜んでいると、ますます強く理想像が自分に引き寄せられてくるのです。
まとめ
ここまで述べてきたように、潜在意識の信念は、いいことも悪いことも必ず現実世界に現れます。
今回は、潜在意識の中に「嫉妬」という名前の貧乏神がいた例を紹介しました。
もしあなたが、頑張っているのにうまくいかないなら、あなたの潜在意識にこのような貧乏神が住んでいないか自問してみましょう。