【潜在意識 恐怖心】潜在意識にある恐怖心の発生原因と克服法

潜在意識に恐怖心がないと言い切れる人は少ないと思います。あなたはどうですか?私たちの誰一人として避けることができない[最期の時]。その[最期の時]を考えることが、いちばんの恐怖かもしれません。
でも、誰にでも訪れる[最期の時]のことを今から思い煩ってもどうにもならないので、それは置いておくことにして、それ以外に考えられる恐怖心を生み出すものは何でしょうか?
恐怖心の発生原因
潜在意識の恐怖心は、意外なところから発生していることがあります。
あなたはご両親から下記のどちらで教育されたでしょうか?
パターン1:いつも褒められて育った
パターン2:時折、厳しく叱られて育った
さて、どちらのタイプでしょうか?
下記は講座生の文章から許可を得て引用しています。
父親に勉強を教えてもらっているのですが
「なんでできないんだ!」
「なんでわからないんだ!」
と、ものすごい剣幕(そのような気がしています)で、怒られていたような記憶を思い出しました。
これは「こわい父親」の強烈バージョンです。めちゃくちゃこわい。相手に責められる(と感じている自分)。黙り込む・何も言えない自分。
このパターンになることが、今までたくさんありました。(中略)
・・・
また、最近思えるようになったことがあります。
それは、「自分の人生のために自分ががんばってやらんとな」という気持ちです。
こういう風に思えることは今までなかった気がします。
「自分の人生をあきらめないぞ」という強い気持ちが生まれました。
ワークをすることで、自分に良い変化があると感じているので、地道に続けていきたいと思います。
あなたはこの文章を読んでどう思いましたか?
子ども時代は、体が小さい分、大人から叱られることは本当に恐怖です。親は「子どもに良かれ」と思って行っていることでも、子どもにとっては震えるほどの恐怖のこともあります。
ちなみに私も、厳しく育てられ、その結果、、、いつの間にか父親を大嫌いになっていました。
色々あるから人生
小さい時もハッピー!それからずっとずっとハッピーという方は少ないと思われます。このブログにたどり着く方は、色々あった苦しいことを
⚫︎我慢したり
⚫︎忘れようと努力したり
⚫︎思い出さないようにしたり
⚫︎気にしないふりをしたり
して生きてきて、でも、それが自分らしくなくて、苦しんでおられる方だと思います。
私がそうだったから、お気持ちがよ〜くわかります。人生は山あり谷ありだし、色々あるから人生に彩りがあっていいとも言えますが、山や谷を歩いている当事者は辛いですよね。
色々ある人生をどう乗り越えるのか?
色々ある人生を、
⚫︎自分の感情が、自分のDoを拒否しているのに、乗り越えるのか
⚫︎自分の感情が、自分のDoの味方になって、乗り越えるのか
で、その先の結果が違ってくるように思います。今まで講座を開催してきて経験的には、恐怖心がおこるのは次の3つが大きい要因と感じます。
どれも個人差があるので、事実は一つでも個人の感性の違いで受け止め方は様々ですが。。。参考になるかもしれないので紹介します。
体が小さいからこその恐怖
子どもは体が小さい分、無意識に、大人は大きく見えるし、逆らえない存在だ、怖い存在だと感じます。
大人がニコニコしている時は安心していられますが、大人が怖い顔をしだした途端、まるで牛に睨まれたうさぎくらいの恐怖を感じています。実際に大人になってみると、別になんてことないんですけどね。
でも、その時の体験や感覚は「小さくて弱かったから仕方がない」という記憶ではなく、睨まれたうさぎの怖い怖い体験・感情として残ってしまいます。それはもう、、、体が硬直するくらいの恐怖です。
「もう大人になったんだからいいじゃない?!そんな大人に反論してみれば!」と、第3者は言うかもしれません。
しかし、小さかった頃の記憶は、なぜかその時で時間が止まったようになって固まった記憶となり、蘇って来てしまいます。
大人になって、体は大きくなっているにもかかわらず、体が緊張して固まり、何も言えず何もできず、思考も止まります。そして、思い出しても、感じないふりをしてやり過ごす。。。ずっとこんな風にしていたら苦しくなってくるのは当然です。
一人では生きていけない恐怖
どなたも、子供は親に対して『この人に見捨てられたら生きていけない』と言う無意識下での感覚があります。そして、その感覚が強い方は叱られた時、『見捨てられるかもしれない恐怖』を無意識に味わっています。
比較される恐怖
どなたもそうですが、他人に成りかわることはできません。その成り代われない誰かと比較されることで、恐怖心が培われる人もいます。例えば、
⚫︎兄弟姉妹
⚫︎同級生
⚫︎近所の仲良し
入れ替わることができない他人なのに、その他人と比べて、叱られてもどうにもできるものではありません。ましてや、親の子供時代と比較されたって、これまたどうにもなりません。
そのどうにもならない、どうにもできないことをあれこれ言われ、要求されているわけですから無理難題というものです。そんな無理難題を言う親は、子供から見たらどう見えるのでしょうか?
そう、、、意地悪で反論の隙すら与えない親に見えます。反論できないってことは、決めつけられてるってことですから、逆らえない存在で、怖いわけです。
親から見れば愛情のつもり
こんな風に親からすれば普通に接しただけなのに、気づかずに自分の子供に恐怖心を植え付けてしまっていることは、結構あると思われます。
講座生のほとんどは、虐待ではなくこのタイプです。
あなたに恐怖心を与えた大人は、決して悪意はなかったのです。ただ、子どもがそれほど恐怖していると知らずに、自分のその時々の感情を吐き出しただけです。講座で準備したワークをすると、前述で紹介した方のように色々思い出してくることがあります。
本当の親離れ
その時に、気づいてほしいのは、もう自分は子供ではないと言うことです。大人になったのに、子どものままの気持ちや感情を引きずっている。。。
それは、本当に大人なのでしょうか?子どもを入れた大人の形のぬいぐるみの自分かもしれません。私もずっと親のせいにして何十年も生きて来たから、大人のぬいぐるみを見て生きてきた子供でした。だから、この方の気持ちは、よくわかります。
講座では、どこかの時点で子供の感情を入れた大人ぬいぐるみから卒業できるように、ワークを組み立てています。
考えてみれば、親も人間です。完璧ではありません。産んでくれただけでありがたいし、育ててくれただけでもありがたい。親だって苦しいこともあっただろうに、育児放棄しないで、なんとか面倒を見てくれただけで、どれほど幸せなことか!
どこかのタイミングで、そんな風に思える日が来るといいですね。そう思えた時が、自分が大人になって親の呪縛から解放された時。本当の意味で親離れができた時ではないでしょうか?
恐怖心から卒業するときに大切なこと
恐怖の呪縛から解放された方にとって、大切なことがあります。講座生の中には「感謝できるようにならないといけないんですか?」と質問される方がたくさんおられます。
でも、考えてみてください。つい最近まで怖い存在だった人を、今日から急に好きになれますか?感謝できますか?できない方が自然だと思いませんか?
だから、急に好きになれなくてもいいんです。急に感謝できなくてもいいんです。時間をかけて少しずつ、よくしてもらったこと、親の恩を思い出すことができれば、時間の経過とともに、親や周りに感謝できる自分に変わっていけます。
よく、愛は行動だとよく言われます。あなたは見えないところで悩んだり葛藤したり、こうしてワークをしたり努力しました。感謝できるようになりたくて、行動していることが尊いのです。それが、あなたが親を愛している証です。
まとめ
恐怖心から卒業し、親に感謝できるようになりたいと思っているということは、潜在意識では「親に感謝する」ことをゴールとして設定していることとイコールです。
ゴールは、ゴールなのですから遠くていいんです。ゴールを設定したら必ず、何年か何十年か先に感謝できるようになります。親の愛の感覚がわかった時、親の無償の愛に包まれている感覚を思い出した時、あなたは自由の世界に出ることができます。
焦らず少しずつ苦しんでいた子どもの自分を慰め、癒していきましょう。そしてどこかの時点で、親に感謝できる自分になりましょう。
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この記事を書いたのは、ソウルフォースマイスター・片平悦子です。
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