原因不明のイライラにイラッ!とする時

日々の人間関係で妙にイラッ とする時、ありませんか?
普段は穏やかで、たまにイラッとするだけなら問題ありません。でも、
・継続してイライラする
・特定の人に会うとイライラする
・特定の場面でイライラする
こんな時は、潜在意識に自分では気づいていない「何か」があります。
日常的に理由がわからないけどイライラする。
そんな方のために動画を撮りましたので、ご覧ください。
【動画:イライラして前に進めないときの対処法】 4:36
潜在意識|イライラの理由
意味不明のイライラが続く時は、ほぼ間違いなく自分の潜在意識が反応しています。
いったい潜在意識の何に反応しているのでしょうか?
それは・・・
意識はしていないけれど、私たちの潜在意識にある価値観が反応しているのです。
例えば
複数人でいる時
・一定の考え方に対してイライラする
・一定の人に対してイライラする
こんな時は、自分の潜在意識に確固とした信念(価値観や考え方)があると言えます。
例えば、この場面での振る舞い方はこうすべきだとか、目上の人と話すときは敬語を使うべきだとか。
どのような信念かはわかりませんが、必ず何かの信念があるのです。
無性にイライラするとき、どうすればいいの?
イライラする時は内側の信念が反応しています。
そのため、イライラの対処法は外に向けて感情をぶつけても解決しません。
自分の内側(潜在意識)にある価値観、考え方に目を向ける必要があります。
イライラするときの対処法1
何かに反応しているなら、特定の相手や条件があるわけです。
そこでイライラする時の対処法1つ目は、何が起こってるのか自分の潜在意識を見つめることです。
私たちは、他人を変えることはできません。
変えることができるのは自分だけ。
たとえ、相手や環境が悪かったとしても、変えられるのは自分だけなのです。
そこでイライラする時は、自分の中のどんな信念がイライラを誘っているのだろうと自問しましょう。
そしてもし「ああ、私にはこんな価値観があるからイラッとするんだな」とわかればしめたものです。
具体的に考えてみましょう。
例えば「ああ、私がイライラするのは妹と似たタイプの人を見たときだ」と気づいたとします。
そしたら、さらに自問を繰り返します。
例えばこんな具合です。
- なぜ?妹と似たタイプの人にイラっとするのだろう?
- なぜ、そう思うの?
それは、子供時代に妹が親に上手に取り入っていたからだ - なぜ、そう思うの?
そのせいでいつも親に叱られるのは自分だった - なぜ、そう思うの?
姉を犠牲にして妹がいい子にみられるのは不平等だ - なぜ、そう思うの?
妹をかばった姉が親に褒められるべきなのに、叱られるなんて親は子供を公平に愛していない - なぜ、そう思うの?
姉の苦労を親がしっかり認めてくれないのが悔しい、悲しい - なぜ、そう思うの?
妹のために頑張った自分を認めて欲しい、愛してほしい気持ちが満たされていなかっただけかもしれない
このように「なぜ?」と自問を繰り返します。
すると、ぐるぐる色々な感情が交錯し実は、親にしっかり認められていない・愛されていないことが悲しかったことが原因だったと思い至ります。
そのため、妹に似た人を見ると子ども時代の不充足感が思い出されて不快になるからイライラするのだと気づきます。
そして、妹が悪いわけではなかったんだなと冷静になれると、イライラが消えていくわけです。
イライラが続く時の解消法1つ目は、このようになぜだろうと自問することで原因にたどり着くことが可能です。
イライラするときの対処法2
イライラする時の対処法2つ目は無視することです。
「あ!今、自分はイライラしているな」と、第3者の目で自分を見るように観察するのです。
すると、イライラが永遠に続くわけじゃないし、別に素通りすればいいだけだと割り切ることができます。
割り切ってしまえば、サバサバと感情をコントロールできる場合もあります。
イライラを魂の成長に変えるには
イライラの対処法で1と2、どちらが自分の魂の成長という視点で得でしょうか?
時と場合によるとは思いますが、2の気にしない対処法は自分が成長することにはつながりません。
問題を解決しようとしてないからです。
もし、1の対処法でイライラの原因は何だろうと自問できると、潜在意識のもう一人の自分が答えを探し始めます。
その結果、イライラの元であるマイナス信念に気づくことができます。
苦しいけれど、自問してイライラの原因を見つけ解消するといいことがあります。
そのいいこととは、2度と今後同じようなタイプ人、同じような場面に直面してもイライラしなくなることです。
だから、自分を成長させたいなら対処法1の方をオススメします。
まとめ
無性に意味もなくイライラする時、対処法の1と2のどちらを選ぶかはあなた次第です。
別の方法も、もちろんあるでしょう。
他人に迷惑をかけないなら、こうでなければならない縛りなどないのですから自由でいいのです。
ただ、自分の魂の成長を大切にするなら、自分を変える方向に舵を切る。
ここでいえば、イライラの対処法1を選ぶ方がいいと言えます。
ですが、仕事が忙しいとか締め切りが迫っているとか、イライラの原因など考えている場合ではないなら無視して進む。
それも立派な選択です。
今回はイライラするときの対処法について伝えました。
参考になれば嬉しいです。