【潜在意識マイナスの台本】心の台本に、「愛されるためには、可哀想な自分でいることだ」と書かれていた..

【潜在意識マイナスの台本】心の台本に、「愛されるためには、可哀想な自分でいることだ」と書かれていた..

潜在意識を見つめて幸福な人生を生きようと思った時、「潜在意識を書き換えればいい」とよく言われます。でも、私(片平)はそれができませんでした。どうしても「そんなの嘘だ!」と反発するもう一人の自分がいたのです。

あなたはどうですか?

何かに悩んで行動できなかったり、自信が持てない時、誰かに「潜在意識をこんな風に書き換えればいいんだよ」と言われたら、あなたは潜在意識をスッと書き換えられますか?

素直に書き換えられる方は、おそらくこの記事は読んでいないと思います。

書き換えができない理由は、意識の95%以上を占めると言われる潜在意識に書かれた「台本」にあるからです。今回は、潜在意識に隠れていたマイナスの台本に気づかれた方の話を紹介します。

潜在意識の台本に「思い出してはいけない」と書かれていると

潜在意識を書き換えられない人には特徴があります。その特徴の一つに、過去の記憶が思い出せないということがあります。いくら過去を思い出そうとしても、頭が真っ白になったりぼんやりして思い出せないのです。

あなたは高校時代、中学時代、小学校の頃。。。と過去の記憶を思い出せますか?私たちの潜在意識は、忘れたことにして生きる方が楽だと判断すると、過去の記憶が思い出せなくなります。不思議ですね。

今回、講座後に、Tさん(50代女性・青森)が、気づきを教えてくれました。

Tさんはいつも、気づくと人に迷惑をかけている自分がいて、自分が悪いから起こったことだと自分を責めていたと言います。

悪いことが起こる → 自分を責める → 悪いことが起こる → もっと自分を責める 】・・

という悪循環に、スッポリはまっている自分に気づいたと、Tさんはおっしゃいました。

例えば、彼女は40代で大病を患って仕事を一旦やめることになりました。その時も、病気をする自分は『なんて情けない』と、自分を責めたそうです。また、九州に住んでいる親を看るために自宅を留守にすることも多く、家族や周囲に迷惑をかけているけど自分ではどうしようもないし・・・と悩んでおられました。

悩みの本質はどこにあったのか?

講座で、Tさんは、悩みの本質に気づいたと教えてくれました。それは、両親の離婚や再婚に飜弄された子ども時代にありました。ご両親が離婚され、お兄さんは父親に自分は母親に引き取られました。

離婚する時、Tさんは、父親から「お前なんかいらないから」と言われたことが、記憶にこびりついていたそうです。その結果、Fさんは

・可哀想な自分
・哀れな自分
・惨めな自分

をイメージするようになりました。色々あって大変な自分、同情を引くことで、承認欲求を満たしていた自分。そして、ダメな自分を見て、さらに自虐的になり自分を責め自信をなくしていたと気づいたというのです。

潜在意識のマイナス台本に気づいた後:Tさんの変化

潜在意識が、承認欲求を満たすために、自分は「可哀想な自分を演技していたんだ」と気づかれたTさん。彼女の潜在意識にあったマイナス台本は【愛されるためには、可哀想な自分でいることだ】というものでした。

そのマイナス台本から発生する、様々な行動を整理していくと、本当はやらなくてもいいことを、いかにたくさん行ってきたのか、驚いておられました。そして、冷静に振り返ると、それらの無駄な行動は、どれも家族に指摘されたり注意されたりしていたことでした。

Tさんのような、マイナス台本から発生している行動パターンは、第3者にはよくわかります。ですが、本人が気づかないうちは、人にいくら助言されても、注意されても、受け止められない典型例と言えます。

Tさんは頑張りすぎてガンになり、一時仕事を中断しておられましたが、突然「ガンになったのも可哀想な自分を演技した結果ですね、きっと・・・」と言いだしました。

「な〜んだ、そうか!やめればいいんだ」

「可哀想な自分でいないほうが、自分が幸せになれるじゃん」

「もう可哀想な自分、やめます!」

と、話をしながら急に笑顔になられ、私の方がびっくりしました。

通常、そんなに簡単に潜在意識の根っこのマイナス台本には気づけないものです。今まで相当苦労され、苦しい時期を過ごしたからこそ、Tさんは今回、潜在意識の根っこにあったマイナス台本に気づかれたのかもしれません。

まとめ

ここに紹介したように、潜在意識にマイナスの台本があると、50代半ばになっても承認欲求を満たそうとしている自分がいることがあります。このような場合、表面上は、一生懸命頑張っている健気な自分がいます。

第3者に映っているTさんは、苦労を克服している頑張り屋さん。でも、潜在意識にいるもう一人のTさんは、こんなふうに想っていたのです。

「こんなに可哀想な私なの・・・見ればわかるでしょ」
「こんなに可哀想な状況でも立ち向かっている立派な私を見てよ、もっとほめなさいよ」

意識の95%以上占める潜在意識(無意識)のなせる技とは、すごいものです。

子供時代に愛された感覚がないというのは、とても辛いことです。私たちは皆、愛されたくてほめられたくて、子ども時代、スポーツで頑張ったり、学業で頑張ったりしています。スポーツや学業ではほめられないとわかると、病気になって、親の愛情を独り占めしようとします。

  • 愛されない辛い記憶をなかったことにする。。
  • 効率よく愛される方法として病気や、災難に立ち向かう哀れな自分を演技する。。
  • そうすることで、承認欲求(愛されたい、認められたい、褒められたい)を満たす。

そのカラクリに気づかないまま今に至り、毎日が苦しく、自信が持てない・・・

もしあなたが「自分が不幸だ」と感じるなら、Tさんのように承認欲求を満たそうとしているマイナス台本を握りしめた【もう一人の自分】がいる可能性が考えられます。

そんな時は顔を上げて、心の中で「私は幸せだ〜」と叫んでみましょう。

「私は幸せだ〜」と叫んで、『そんなの・・嘘だ!』と感じるなら、このTさんのように潜在意識に、何かのマイナス台本がある可能性があります。

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この記事を書いたのは、ソウルフォースマイスター・片平悦子です。

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