お金がない..いつの間にかお金が目的になっていた
お金がない！って辛いです
今回は、お金がないお悩みで私にメールをくださった方の「お金」に関する気づきをシェアします。仮名ではありますが、ご本人の文章をそのまま使わせていただきます。というのも、同じような「お金がない苦しみ」で、出口が分からない方がおられるかもしれないと思うからです。
いつの間にか、お金が目的になっていた
鈴木さん（仮名）は、個人事業主で鍼灸院の院長です。開業して鍼灸院が繁盛し始めた頃【患者さんが笑顔になる施術】より『もっとお金が必要だ』と思い始めました。開業当初は、『しっかり治していれば、お金は後からついてくるはず』と思っていたのに… どこかで… 何かが変わってしまい… いつの間にかお金が目的になっていました。
院が繁盛し始めたあたりから
院が繁盛し始めたあたりから、「いかに楽をするか」と考えるようになっていきました。多分、【忙しさ】と【疲れ】に加えて、お金に対する【恐れ】が出たと思います。何か、時短ができて簡単にできる施術はないかと探し始めました。
結果、２店舗目の出店に失敗して借金を抱えてしまいました
楽を求める心理状態で、あるアイテムを使う施術を見つけ、簡単な整体でそこそこ治療効果があるものが見つかり、そのタイミングで出資してくれる方が現れ、、トントン拍子で出店の話がまとまりました。
が、この時、私の心の声はこう言っていました。
『ここでうまくやっていけるのか？もし、失敗したらどうしよう？』恐れと不安しかありませんでした。
出店準備を進めながら採用した一人目のスタッフは、行動力はありましたが、コミュニケーション能力に難がありました。いよいよ開店というときに「やっぱりできません」とやめてしまったのです。
その後1ヶ月間、準備できた店舗を遊ばせて、募った2人目のスタッフはやる気はありました。しかし、実は整体がやりたいのではなく「占い」がしたくて私の店を利用しようとしていたのです。それが見抜けず、だんだんやっていることが変わっていくのを軌道修正しようと試みたのですがうまくいきませんでした。それでもお客様が来ていれば、問題はなかったのですが、閑古鳥が鳴く始末。そうこうしているうちに、この2人目のスタッフも家庭の事情で突然退職。ここまで約６ヶ月間の出来事です。
このとき、実の姉が末期癌で危ないと連絡があり店舗を閉じる決断ができました。出資していただいた方に状況を説明し、国庫から融資を取り付け返済に当てて、毎月の返済をしつつ治療院を営業しています。正直楽ではありませんがなんとかなっています。
２店目を閉めたのが2年前の11月の話です。その頃から、潜在意識のことも気になって勉強しています。そんな中、片平先生のセミナーのメルマガが目に止まりました。浮上のきっかけをつかみたいです。
お金がない原因
お金がない原因はどこにあるか、あなたはわかりますか？
鈴木さんは『ここでうまくやっていけるのか？もし、失敗したらどうしよう？』恐れと不安しかありませんでしたと、おっしゃっています。
そして、潜在意識で想った通りの現実が現れたのです。失敗を強くイメージし恐れと不安を抱いた結果、その通りの現実が現れたというわけです。もちろん、鈴木さんも恐れや失敗を抱いていたから慎重にことを進めたはずです。でも結果は、潜在意識で描いた通りになる。これが潜在意識の法則なんです。
お金が寄ってくる自分になるには
では、お金が寄ってくるためには、鈴木さんはどうすればよかったのでしょうか？
ここまで読んだあなたならもうお分かりですよね。鈴木さんが潜在意識に描く映像を、鈴木さん・スタッフ・お客様の３者がニコニコしてハッピーな姿をイメージすればよかったのです。そうすれば、同じ苦労をしても、結果はハッピーになったはず。なのに、逆のことを思い描きつつ活動したから、失敗という形で店舗を閉じることになりました。
このお便りは日付を見ると、2017年7月23日のものです。2017年といえば、私がハワイで事業を始めてうんうん唸っていた時期。鈴木さんのお役に立てなかったことを本当に申し訳なく思います。今ならオンラインでご相談にのれるのに、当時はまだZoomやGoogle meeting もなかったですものね。本当にごめんなさい。
もし、あなたも似たようなお悩みをお持ちなら、やることはわかったと思います。だから、具体的にどうすればいいかが知りたいのではないでしょうか。
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