税金なんて払いたくない！

税金なんてできれば払いたくない。節税だ！！ そう思って税金を払わないことばかりを考えていると、どんどん貧乏になります。貧乏になるだけでなく、貧乏から抜け出すことができません。不思議でしょ？あなたは、このカラクリがわかりますか？

ここでは、税金を払いたくない気持ちが、あなたをもっと貧乏にする貧乏神を呼び込んでいることについて書きます。

税金なんて払いたくない

『税務署なんて、何一つ生産的な活動をしないで、人が稼いだお金から税金をピンハネすることばかり考えている。なんて嫌らしい人種の集まりなんだ！』

私は、山の中に住んでいるころ、本当に、強く！そう思っていました。

『あんたたちも、人の稼ぎから取ることばっかり考えていないで、少しは自分で事業を立ち上げたりして稼いでみろよ』って思っていたんです。

でもね。そう思っていた頃の私は、超・貧乏でした。

今考えればなぜ貧乏だったかよくわかります。

貧乏の理由

だって、税金を払わなくていいってことは、税金を払わなくていい金額までしか働かないように調整する、深層心理が働くわけです。

潜在意識で、税金を払わない額に抑えようという気持ちが働いているので、単価もあげられないし、お礼のお金（チップ）ももらえません。本当は喉から手が出るほど欲しいのに・・・お礼としてお客様からお金を出されると、

「いえいえ、とんでもない。結構ですから気にしないでください」(^^

な〜んて言って、お金の受け取りをバシッと断るわけです。バカみたいですよね。でも、バカみたいな自分に気づかず、私はそのようにして50年近く生きてきました。表面意識と潜在意識のズレが原因だなんてその頃は知らなかったんです。当然、修正する方法なんて知るよしもありません。潜在意識では、お金持ちになることを切望しているのに、現実には貧乏のままで全く充足感がない状態でした。

でも、今は違います。お金のことを考える時間はほとんどなくなりました。もちろん『税金を払いたくない』なんてミジンも思っていません。だから、いつも明朗会計だし、個人で使ったお金を会社の経費に入れるなんてこともありません。

そうなるにはきっかけがあったんです。

収入以上に税金を取られたりはしない

ある時、本を読んでいたら「あなたが働いた収入以上に、税金を取られることはありません」と書かれていたんですよね。

その１文をを読んだ時、頭を殴られたように感じたんです。それまでの私は、税金のことを考えると『取られる、取られる』『損する、損する』と思っていました。

そこに、「あなたが働いた収入以上に、税金を取られることはありません」ギョギョ！それまでの『取られる、取られる』『損する、損する』信念をかち割られました。本当にその通りで、なぜそのことに気づかなかったのか不思議でした。

いっぱい税金を払っている人には、当たり前の概念なのかもしれませんが、貧乏だった時の私は、頭をコン棒でパカンと殴られたようなショックでした。

そうか、収入以上の税金はないんだ。いくら働いて稼いでも根こそぎ持っていかれるわけではないんだ。こう書くとバカみたいですが、手元にきたお金から税金を一円たりとも出したくなかった私は本当にショックでした！

そうか、、、税金をごまかそうと言う気持ちがあるからいい加減な丼勘定になり、確定申告の時に訳が分からなくなって2週間もかけて帳簿合わせをする。そんな自分の心の態度がいけなかったんだと気づいた訳です。

明朗会計

そこで、それ以降は明朗会計にして日計表をつけ、毎日帳尻を合わせて就寝するようになりました。すると、申告期間のストレスがゼロになりました。あの地獄の2週間もなくなり気分爽快。

その上、経営の状況が数字に反映されているので、どこの数字が悪くて問題なのかがわかるようになりました。そして、その数字が上がるように修正すると月末の売上も上昇する。。。そんな経験をし始めたのです。

そして気づくと、どんどん自分がしたいことができるようになり、売上も上がっていきました。確かに税金の金額も増えましたが、税金は売上ではなく利益にかかってくるものなので、深刻に考えず会計士さんにお任せして、自分は売上を上げることだけに集中することができるようになったのです。

貧乏な時とはずいぶん変化したものです。

『惜しい、惜しい、出したくない』と思っていた時はずっと貧乏だったのに、『どうぞ、持って行ってください』と言う気持ちになったら売り上げが上がるなんて、私たちはなんとも不思議な世界に住んでいるものです。

頭ではなく、心の深いところ（潜在意識）で想った通りになるんだな… とつくづく思ったものです。もし、この記事を見ているあなたが、『お金持ちのマインドってどんななんだろう？』って疑問に思う時は、まずお金持ちのマインドを知らないといけませんよね。そんな時はまず、無料プレゼントの「お金の心理」教科書を受け取ってください。
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