劣等感

「医者は頭が良くてすごいけど、それ以外は大したことない」
医学生でなかった彼は、当時付き合っていた彼女にそう言われて凹みました。。。
自分が『なぜ自信が持てないのだろう?』と原因を考えていた時、好きな人に見下され、本当に悔しかった1コマを思い出しました。
今回は、劣等感について書きます。
優秀な人ほど劣等感を強く感じると言われますが、あなたは劣等感を感じることがありますか?
唯一無二の存在
劣等感は比較から生まれます。
私は、この意味が日本にいる間はわかりませんでした。
でもハワイで3年ほど過ごして、自分の見方に変化があり「あれ?」と思うようになりました。
痩せている日本人女性が、とても貧相に見えてきたのです。
私が日本にいた頃は、『痩せていてスタイルが良い女性はいいなぁ』と、いつも羨望の眼差しで見つめていました。
ところが、しばらくすると・・・
そういう女性たちが、『ガリガリでかわいそう』と思うようになったのです。
『ふっくらもなかなか可愛いし、愛嬌がある、何よりも丈夫そうじゃん!』
ハワイに行ってすぐのころは、なんて太っているんだろうと思っていたハワイの現地女性たちのことが、3年も生活すると普通に見え、素敵に見えてきたわけです。
同じ私が、環境によって見え方が違ってくるとは驚きです。
これは、全ては無意識下で行なっている比較のせいです。
このことに気づいてから、私は誰かと比べて足りないところを嘆いても幸せはやってこないことに気づきました。
自分は、唯一無二の存在だし、だからこそ愛おしいのです。
『ちょっと太っていてもいいじゃん、自分で自分を認めてあげればそれが全てじゃん』
そんな風に思えるようになりました。
愛おしい自分
私たちは、もっと正しく自分を愛することを覚えてもいいのではないでしょうか?
誰かと比較するのではなく、『神様に愛されて認められて地上に生まれた自分』
『神様の使者として遣わされた自分だ!』と、思い切り都合よく考えてみましょう。
どうせ、上を見たらキリがないし、下を見てもキリがないのですから。
劣等感から抜け出す考え方
劣等感で凹んだ時は次のように考えてみましょう。
1、みんな違うのは、個性があるから
2、自分が自分を見るように、他人は自分を見ていない
3、それなら、「素敵な自分だ」と思い込んでしまおう
実は、人は他人のことなどそんなに気にかけてはいないのです。
一番気にかけているのは自分のこと。
しかも、悩んでいるときは、自分の欠点をジッと見て自分を低く見積もって悶々としています。
でも他人は、そんな風にあなたの欠点ばかりを見つめているわけではありません。
結構いいところもしっかり見て、正しく評価しているのです。
だから、お友達や親兄弟に自分のいいところを教えてもらって、自分の良さを再確認しましょう。
すると、自分を卑下して劣等感に悩むところから少しずつ卒業できるようになります。
まとめ
劣等感は比較から生まれます。
自分は、この地上に唯一無二の存在です。
同じ顔の人はいないし、同じ体型の人もいません。
だから、自分の顔を愛し、自分の体型を愛し、自分の能力を愛し、自分の努力を愛し、自分そのものを愛しましょう。
他人は、あなたが自分自身を愛している時、あなたを傷つけることはできません。
「医者は頭が良くてすごいけど、それ以外は大したことない」と言われても、当時の彼が、もし自分で自分の良さを愛していれば、凹んだり傷つくことはなかったでしょう。
もっと、思い切りよく自分の良さを愛しましょう。
自分の頑張りを自分でほめてあげましょう。
周りの人はあなたを正しく評価しているのですから、あなたも自分を正しく評価しましょう。
潜在意識にある台本を書き換えて、本当に人生を変革できるの?という方へ
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