稼いでいるのにお金がキツキツ・・・【お金を貯めるための考え方】

稼いでいるのにお金がキツキツでお金が貯まらないと悩んでいる方は意外と多いようです。
考えられる努力をしているし、頑張っているのにお金が貯まらないなんて辛いですよね。
こんな時は、現実の努力や頭で考えることではなく、心(潜在意識)にお金がたまらないようなどんな傷があるのかをチェックした方が解決が早いんです。
よく潜在意識の書き換えと言いますが、書き換えるには何をどう変えるかです。
あなたのお金をたまらなくしているのは、潜在意識で「お金のことや自分のことをどう想っているか」によります。
つまり、「お金のことや自分のことをどう想っているか」が現実を作る「原因」にあたるわけです。
そのため、その原因を発見してポイっと捨ててから潜在意識を理想的なものに書き換えるとお金が貯まるようになるんです。
頑張って稼いでいるのにお金がキツキツなら、『自分の潜在意識を見直す時期がきているよ』と、もう一人の自分から暗示されているのかもしれません。
稼いでいるのにお金が貯まらない原因
『いったい自分の価値は、人生のどの場面で下がったのか?』
『なぜ、こんなに頑張っているのに生活が苦しいのか?』
と考えていた受講生さんが、ある場面を思い出しました。
それは、高校時代のバイトの場面。
彼は、母子家庭だったため、母の惣菜屋さんでバイトしました。
お母さんは
- 時間には厳しい
- トラブルの罰則は厳しい
- 食材の管理ルールが厳しい
ので、バイトの仕事はすごく大変。
それなのに、時給の端数は切り捨てられなんとも悲しい現実。
この経験で、彼は「頑張らないと稼げない」というネガティブ信念を潜在意識に刻んだことに気づきました。
さらに、稼ぐには
- 楽しくないこと
- 面白くないこと
- やりたくないこと
- 目上に逆らうこと
を全て我慢しないといけないとも、刻んだようです。
その結果、40歳過ぎた今でも本業の他にバイトを2つ掛け持ちしても、生活がギリギリだというのです。
お金が貯まる考え方
もし、バイトする息子にお母さんが「お前のおかげで楽ができる本当にありがとう、助かるよと言って・・・息子の存在を認め、息子の働きをねぎらい、息子に感謝して時給を普通に支払っていたら・・・彼の潜在意識にはどのような想いが入ったでしょうか?
- オレって母親の役に立つすごいやつ
- 父親代わりを立派に勤めるかっこいいオレ
- 高校生で時給を人並みに稼げるオレは立派
などと、もっと自分の価値を高める考えが、彼の潜在意識には入ったかもしれません。
もしこの提案を見て、『なるほど、そうかもしれない』と思えるなら次にすることは、以下です。
大人になった自分が、当時のお母さんの代わりになって、高校生の自分に
- オレって母親の役に立つすごいやつ
- 父親代わりを立派に勤めるかっこいいオレ
- 高校生で時給を人並みに稼げるオレは立派
と言い聞かせて、潜在意識の書き換えをしましょう。
この方だけではなくどなたも、過去の自分の考え(潜在意識)の想いに縛られていることがよくあるものです。
事実は一つ。でも受け止め方は千差万別。
同じ辛さを経験しても、『だから自分は強い』と想う人もいれば、『だから自分なんてダメなやつなんだ』と想う人もいます。
もし、現実が苦しいならネガティブな見方は得意だけれど、ポジティブな見方は苦手なのかもしれません。
潜在意識を書き換えるとは、過去の事実を別な角度からみるということでもあります。
別な角度とは、自分の価値を高める見方と言ってもいいでしょう。
子供時代はできなかったかもしれませんが、大人になった今ならできるはず。
お金が貯まらない考え方は潜在意識にある
このように稼いでもお金がたまらない時は、現実の世界でもう一つバイトを増やすとか時給の良いバイトに帰るとかするのではなく、潜在意識がお金を貯めることを拒否していないかみてみると良いのです。
辛いけど、お金がたまらない現実は潜在意識の現れだと受け止めましょう。
そうすれば、解決の糸口が見つかります。
生活がギリギリな人生から抜け出したいなら、らその元となった潜在意識の想いの点検から始めましょう。
1、お金にまつわるネガティブな出来事は何か?
2、現実から算出される潜在意識の信念は何か?
3、潜在意識をどのようなポジティブ信念に書き換えるのか?
この順番で、じっくり自分の心(潜在意識)をのぞいてみましょう。
お金がたまらなかった原因が見つかり、ポジティブなお金の価値観に変えることができれば、今後は徐々にお金が貯まるポジティブな現実が現れてきます。
もしあなたも、稼いでいるのにお金がたまらなくて悩んでいるならぜひこの考え方にトライしてください。
潜在意識にある台本を書き換えて、本当に人生を変革できるの?という方へ
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