子育て中の言葉がけ、大丈夫ですか?

今回は、子育て中の方が見ると上手な子育ての強い味方になる本『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』を紹介します。
なるほどと思うところをピックアップするので、必要かもと思う方は購入してみてくださいね。
子どもの視点に立ってみる言葉
大人になるとつい、子どもは大人のミニチュアみたいに思ってしまいがち。
言葉がけ1つで子育てが楽しくなり、かつ自己肯定感が高い子に育てられるという内容だったので一部を列記してみました。
『子どもために!』と思って、言っている言葉が、逆効果のことがあるかもしれません。
NG! | Good! | |
自己肯定感を育てたい時 | 何度言ったらわかるの? | (子どものやっていることを)いいよ!(と認める) |
子どもがやりたくないと言ったら | わかったよ、もうやらなくていいよ! | そうか、じゃあママと(パパと)一緒にやってみる? |
ゲームをやめさせたい時 | ゲームばっかりしているとバカになるよ! | うまいね、クリアしたら一緒に〇〇しようよ! |
ブロック(石)投げをやめさせたい時 | ブロック投げてもいいよ! | 上手に投げられたね。ブロックは危ないからボールを投げようね。 |
当たり前のことを褒める時 | あ〜もう、じっとしていて! | じっと座っててすごいね! |
食前のお菓子をやめさせたい時 | お菓子は1個だけって約束でしょ! | 今日はいっぱい遊んでお腹すいたよね。(と言って栄養のあるおやつを出す) |
着替えがうまくいかない時 | ほら、できないじゃない! | (さりげなくサポートしながら)お着替えできたね! |
保育園の先生に挨拶させたい時 | おはようございますでしょ!? | (親が元気に)おはようございます! |
子どもが暴力的な時 | 痛いよ!もうそんな子は知りません! | (叩く手に握って制止しながら)どうしたのかな?今日はもっと遊びたいのかな? |
子どもが自分で考え始める言葉
子どもが習い事をしない時、私は『あ〜あ、、』と残念な気持ちで子どもを見ていました。
でも、そんな時どんな言葉がけをしたらいいのかはわかりませんでした。
あなたにもそんな経験はないですか?
つくづく、人を「育てる」ことは、一大事業なんだなと思います。
失敗しつつ、育てるっ側も人間的に少しづつ成長できたらいいですね。
NG! | Good! | |
宿題や習い事をやらないとき | 練習しないとゲームはダメ! | 練習いつ始めるの?ママは〇〇を始めるよ! |
自分で考える子にしたい時 | 自分で考えなさい! | (子どもの視点でタイミングを見計らって) ピアノの練習はいつやるの? |
子どもが悪口を言い出したら | 悪口を言うのは絶対にダメだよ! | (子どもの気持ちを受け止めながら) 何か訳があったのかもね。 |
ほめる時 | 天才だね! | (工夫を認めて)折り紙を指で破っているんだね。 |
子どもを注意する時 | やめなさい!レストランで騒がない! | (周囲に向かって)騒いでしまってごめんなさい。(子どもに)小さい声で話そうね。 |
突然の登園拒否に | どうしても行きたくないなら休んでもいいよ。 | そっか、今日は行きたくないんだね。よくがんばっているもんね! |
子どもの力を認めて伸ばす言葉
ほめるって難しい。昔、ママ友のNさんがポロリと言った。「子どもをほめてるつもりだったのに、子どもに責められちゃって…」
『えっ?』と思って聞いてみると、、、Nさんは、息子さんが100点とったらほめ、運動で頑張ったらほめていました。
ある時、小6の息子にさん、「お母さんはあと何をしたら僕を認めてくれるの?」と、頑張ることに疲れてしまった様子で言われたと言うのです。
何もしなくても、「息子さんの存在そのものを愛おしむことが大事かもね」その時、反射的にこんなことを言ったのを昨日のことのように思い出します。
NG! | Good! | |
片付け上手に育てたい | 早く片付けなさい! | 一緒に片付けよう!その後〇〇しよう。 |
「買って、買って」が止まらない時 | お菓子は買わない約束でしょ! | これがほしいんだね。こっちとは何が違うの? |
子どもがじっとしていられない時 | どうしてじっと座っていられないの? | (今、集中力を育んでいるのね) |
遊ばなくなったおもちゃ、どうする? | 全然遊んでないよね。もう捨てるよ! | このおもちゃ、どうしようか? |
姉妹が喧嘩した時 | お姉ちゃんなんだから貸してあげなさい! | お姉ちゃんはどうしたいの? |
まとめ
今日は、私が子育て中に知りたかったことが本になっていたので紹介しました。
核家族の影響がマイナスに出る子育て。子育て時期の親は、金銭的・時間的・気持ち的にゆとりがないことが普通です。
親としては、最善を尽くしたつもりでも、子どもからは
『〜〜してくれなかった』
『こう言って否定された』
『どうせ私なんか・・』
と逆恨みされていたりします。過去の私もそうでした。でも、今日紹介の本を読むと、どんな言葉がけが子どもを成長させ、自己肯定感を高めるのかがわかると思います。取り入れられるところから、試してみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いたのは、ソウルフォースマイスター片平悦子です。
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