潜在意識と右脳のためにできること！

私が小学3年生の時、東京オリンピックが開かれた。ついに、我が家に白黒テレビが来た。それまではラジオしかなかったから、夕食後は家族全員が、白黒テレビの前に釘付けになったものだ。鞍馬天狗の着物は何色なんだろうとか思っていたものだ。そのうちにカラーテレビが出てきて何色？と思うことも無くなった。

今、30代の人は、どうだろう？

今30代の人（1993年以前に生まれた人）は、中学生になったあたりから携帯を持つようになったのではないだろうか？それでも生まれてから10年以上はコンピューターに接続されないで育つことができた。それだけでも幸いと言えるだろう。

今の子どもはどうだろう？

今年は2024年。最近の子供たちは、生まれた時からスマホを使っている。母親世代は、ベビーカーを押す反対の手からスマホを離すことはない。電車内で子供がぐずると、親はサッとスマホを出して動画を見せて子供のご機嫌をとる。ごく自然に誰もがそうしている。

最近はヘッドホンをつけると、バーチャル世界があたかもあるように感じる次元世界に行けるらしい。

もし今日、初めて地球に来た宇宙人から見たら

時々思うことがある。もう宇宙人が今の東京に降り立って、人間たちを観察したらその姿はどう見えるのだろう？スマホに支配されて、コントロールされているように見えるんじゃないかな？

というか、電車に乗ると、私の目には、スマホでコントロールされた人がウヨウヨいるようにしか見えない。

宇宙人が人間を支配しようと思ったら、スマホで情報をチョチョッと操作したらイチコロだ。ピノキオのように操れるに違いない。こんなことを書いている私も、朝起きてから寝るまでずっとパソコンを開いている。だから、たいそうなことを言える立場にはない。

ただ、スマホに支配されるうちに失っていくものがある。それが、想像する力・イメージする力だ。

目に見えるものだけが真実で見えないものは真実じゃないのか？

いや、決してそんなことはない！瞑想で強くイメージすると、時間を経てそのイメージが確実に現実になることを、私は何度も何度も体験して生きてきた。イメージは現実を作る力だし、ソウルフォース としてすごいパワーを発揮できると確信している。

イメージは右脳の仕事！

スマホで情報と繋がっている時間は、左脳がフル回転している状態だ。そして、左脳は情報処理しかしていない。情報を右から左に流しているだけ。賢くなったような気がするだけ。でも何が人間を成長させ、何が人間を堕落させるかなんて考えていやしない。今日も電車で隣に座った50代と思われる女性は、腰掛けるとすぐから降りるまでずっとスマホでゲームをしていた。

1日のうちに何時間でもいいからスマホから離れ、パソコンから離れ、、自分を取り戻し、右脳を使う時間を取ろうと今日も自分に言い聞かせている。それができなかったら、結局、情報に振り回されて、約3万日（82歳）の人生が幕を閉じるだけだもの。

そしてあの世に帰ったら、あると思ったものは何もない。家も車もお金も・・何もない。肩書きや名誉すらない。イメージこそが現実だ。もっと言えば想い即現実だ。そのときに後悔しないためにも、イメージ（想像する力）を大切に育みたいものだ。

まとめ

1日のうち15分でも30分でもいいから静かな時間を取り、読書をしたり、散歩したりしてスマホ断ち、パソコン断ちをしよう！